窒化ボンド炭化ケイ素

窒化物結合炭化ケイ素は、卓越した耐食性特性を持つ非常に強靭な材料であり、大型プリベークド・アルミ電解セルの理想的な側壁材料となります。

これまでのところ、耐酸化性を保ちながら高温で非常に高い強度を発揮するシリカの結合材を製造する試みは、部分的にしか成功していない。

高温強度

高温強度が高く、耐酸化性に優れ、耐熱衝撃性に優れた炭化ケイ素耐火物を製造しようとする試みは数多くあるが、粘土やその他の成分が効果的でなく、ガラス状結合を生成する成分の耐酸化性が十分でないため、使用温度で強度が失われ、失敗に終わっている。

本発明は、窒化ケイ素結合によって保持された炭化ケイ素粒からなる新規かつ改良された耐火物を提供するものであり、1350℃における破断係数が非常に高く、市販されている既存の高級炭化ケイ素耐火物の約2倍である。これは、市販されている既存の高級炭化ケイ素耐火物の約2倍である。

デュラテックの窒化物系炭化ケイ素レンガは、トンネルキルンやシャトルキルンに広く使用されており、大型プリベークドアルミ電解セルの理想的な側壁材として役立っています。氷晶石腐食に対する優れた耐食性と優れた曲げ強度を誇ります。また、振動プレスで成形した後、段階高圧窒化焼結で焼成することも可能です。

高タフネス

窒化物結合炭化ケイ素は、エンジニアリング材料の中で最も高い靭性値を持つものとして際立っています。非常に強い機械的強度と、高温での耐クリープ性、耐酸化性が特徴です。さらに、SiCは優れた破壊靭性を持つため、衝撃や衝撃に耐えるセラミックを必要とする用途に最適です。

NBSiCは熱衝撃に非常に強い。低温での曲げ強度が非常に高く、Blaschプロセスで複雑な形状に成形でき、耐摩耗性に優れ、洗浄も容易です。

NBSiCは、氷晶石や銅スラグによる腐食によく耐え、優れた耐火特性を備えているため、大型プリベークドアルミ電解セルの側壁材として理想的です。さらに、非常に長いキャンペーン寿命は、この特性を実証しています。標準的な炭化ケイ素接合体を促進酸化試験にかけると、時間の経過とともに品質が劣化するため、重量が増加します。

高密度

窒化物結合炭化ケイ素は密度が高く、軽量化が重要な用途に適しています。さらに、その優れた熱伝導性は、120℃を超える温度で機器を作動させる際のエネルギーを節約します。

NBSiCは、粗い炭化ケイ素粒と微細なシリカ粒子を含む水性スラリーをムライトやマグネシアなどの耐火性バインダーとともにゲルキャストすることによって製造される。

この反応により、シリカの含有量が比較的高く、窒化ケイ素の含有量が非常に少ない製品が得られ、非常に高いケイ素結合強度、優れた耐熱衝撃性と耐食性、優れた耐アルカリ侵食性、優れた耐酸化性などの特徴を有し、様々な工業用途に高い汎用性を発揮する。

高導電性

窒化物結合炭化ケイ素は、効率的な熱伝達と生産ライン全体の均一な温度を実現する優れた熱伝導性を誇り、耐摩耗性により熱電対を摩耗や損傷から保護し、修理やダウンタイム費用の節約に役立ちます。

窒化物結合炭化ケイ素は、氷晶石や銅スラグの腐食に対して優れた耐薬品性を持つため、大型のプリベークド・アルミ電解セルの側壁として使用するのに理想的な材料です。

窒化物系炭化ケイ素(NBC)は、高品位SiCと工業用シリカ粉末を原料とし、振動プレスにより特殊形状の製品に成形した後、段階高圧窒化焼結により焼結した高度な耐火物です。NBCは、従来の炭化ケイ素スラブやコーディエライト・ムライト製品に比べ、高温での高強度、優れた靭性、低膨張率、大きな熱伝導率、小さな線膨張係数、優れた耐摩耗性など、数多くの優れた特性を誇り、鉄鋼、非鉄冶金、セラミック産業での使用に最適です。